macOS のスクリーンショットは初期設定だとデスクトップに溜まっていく。defaults write コマンドで、保存先・ファイル形式・影の有無を変えられる。撮るたびにデスクトップが散らかる問題はこれで解決する。

ここで使う defaults は、各アプリの設定を保存している macOS のデータベースを読み書きするコマンド。com.apple.screencapture はスクリーンショット機能の設定をまとめた識別子で、ここに値を書き込むと挙動が変わる。システム設定の画面には項目が用意されていない調整も、このコマンドからなら変えられる。

保存先を変える

専用フォルダに保存するようにする。先にフォルダを作っておく。

mkdir -p ~/Pictures/Screenshots
defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/Screenshots
killall SystemUIServer

最後の killall SystemUIServer で設定が反映される。これを忘れると変更が効かない。

ファイル形式を変える

初期設定は PNG。ファイルサイズを抑えたいなら JPG にする。

defaults write com.apple.screencapture type jpg
killall SystemUIServer

指定できる形式は png jpg gif tiff pdf など。PNG に戻すなら type png を実行する。

ウィンドウ撮影の影を消す

ウィンドウを撮ると周りに大きな影が付く。これを消すと余白のないスッキリした画像になる。

defaults write com.apple.screencapture disable-shadow -bool true
killall SystemUIServer

影を戻すなら -bool false にする。なお、ウィンドウ撮影のときに option を押しながらクリックすると、設定を変えなくてもその一回だけ影なしで撮れる。

ファイル名のプレフィックスを変える

初期設定だと「スクリーンショット 2026-05-31 ...」のような名前になる。先頭の文字列を変えられる。

defaults write com.apple.screencapture name "shot"
killall SystemUIServer

これで「shot 2026-05-31 ...」のような名前になる。

撮影後のサムネイルを出さない

撮影すると画面の右下に小さなサムネイルがしばらく残り、それが消えるまで保存が確定しない。これを切ると、撮った瞬間にファイルとして保存されるようになる。

defaults write com.apple.screencapture show-thumbnail -bool false
killall SystemUIServer

サムネイルを戻すなら -bool true にする。続けて何枚も撮るときは、切っておくとテンポよく保存できる。

ファイル名から日時を消す

初期設定ではファイル名に撮影日時が入る。これを省くと、日時のない短い名前で保存できる。

defaults write com.apple.screencapture include-date -bool false
killall SystemUIServer

これで「スクリーンショット.png」のような名前になり、同名のファイルがあれば末尾に連番が付く。日時を戻すなら -bool true にする。

設定を元に戻す

変更した設定を初期状態に戻すには delete を使う。

defaults delete com.apple.screencapture location
defaults delete com.apple.screencapture type
defaults delete com.apple.screencapture disable-shadow
killall SystemUIServer

うまく反映されないときは

  • 変更しても効かないときは killall SystemUIServer を実行し忘れていることがほとんど。設定は書き込んだだけでは反映されず、このコマンドで再読み込みして初めて効く。
  • 保存先には実在するフォルダを指定する。存在しないフォルダを指定すると、撮影してもファイルが見当たらなくなる。先に mkdir -p で作っておく。
  • 挙動がおかしくなったら、defaults delete で該当のキーを消すと初期状態に戻せる。

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よくある質問

Macのスクリーンショットの保存先を変えるには?
ターミナルで defaults write com.apple.screencapture location 保存先のパス を実行し、killall SystemUIServer で反映する。例: defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/Screenshots
MacのスクリーンショットをJPGで保存するには?
defaults write com.apple.screencapture type jpg を実行し、killall SystemUIServer で反映する。png に戻すと元のPNG形式になる。
Macのウィンドウ撮影で付く影を消すには?
defaults write com.apple.screencapture disable-shadow -bool true を実行し、killall SystemUIServer で反映する。false に戻すと影が復活する。