X(Twitter) の画像を右クリックで保存すると、手元に残るのは X が縮小した版になる。画像 URL の name= を orig に変えれば、投稿されたときの画質のまま保存できる。スマホなら X アプリの長押しメニューで 4K に切り替えてから保存すればいい。
なぜ画質が落ちるのか
X は 1 枚の画像を何種類かのサイズで配信していて、タイムラインや投稿ページでは画面に合わせた縮小版を読み込んでる。右クリックで保存されるのはこの縮小版なので、元の画像より解像度が低い。
どのサイズが返ってくるかは、画像 URL の name= で決まる。
https://pbs.twimg.com/media/ABC123xyz?format=jpg&name=small サイズ指定ごとの実際の大きさ
3600×2400 の写真で name= を変えながらダウンロードして、実際の解像度とファイルサイズを比べてみた。
| name の値 | 保存される解像度 | ファイルサイズ |
|---|---|---|
thumb | 150×150(正方形に切り抜き) | 6 KB |
small | 680×453 | 38 KB |
medium | 1200×800 | 103 KB |
large | 2048×1365 | 319 KB |
4096x4096 | 3600×2400 | 1.18 MB |
orig | 3600×2400 | 1.18 MB |
名前に反して large でも長辺は 2048px までで、この写真だと画素数は元の 3 分の 1 もない。name= を付けずに開くと medium と同じ 1200px の画像が返ってきた。
4096x4096 と orig はこの画像ではファイルの中身まで完全に同じだった。ほかに 900x900・360x360・240x240 も指定できる。2048x2048 のような一覧にないサイズを指定すると 404 になる。
元の画像が小さければ、どれを指定しても結果は変わらない。2017 年に投稿された 1024×576 の画像で試したら、medium・large・orig がまったく同じファイルだった。orig で保存し直しても画質が変わらないなら、投稿された時点でその解像度だったと考えていい。
PC で元の画質のまま保存する
方法1: URL の name を orig に書き換える
- 保存したい画像をクリックして大きく表示する
- 画像を右クリック → 新しいタブで画像を開く
- アドレスバーの URL の
name=の部分をname=origに書き換えて Enter - 開いた画像を右クリック → 名前を付けて画像を保存
例:
元のURL:
https://pbs.twimg.com/media/ABC123xyz?format=jpg&name=small
オリジナル画質:
https://pbs.twimg.com/media/ABC123xyz?format=jpg&name=orig
ひとつハマりどころがある。URL が format=webp になっていると、name=orig にしただけでは 404 で開けない。ログインせずに投稿ページを開いたときは、画像が format=webp&name=small で読み込まれていた。この場合は format=jpg にも書き換える。
方法2: 古い形式の URL には :orig を付ける
.jpg のような拡張子が付いた古い形式の URL なら、末尾に :orig を付ける。この形式も今のところ使える。
元のURL:
https://pbs.twimg.com/media/ABC123xyz.jpg
オリジナル画質:
https://pbs.twimg.com/media/ABC123xyz.jpg:orig :large や :small も同じように使えて、返ってくるサイズは name= の同名の指定と同じだった。
ブックマークレットで1クリック化
毎回 URL を書き換えるのが面倒なら、ブックマークレットにしておくと楽。画像を新しいタブで開いた状態で実行すると、元の画質の URL に切り替わる。format=webp は jpg に直し、.jpg:large のような古い形式も新しい形式に変換してから name=orig を付ける。
以前このページに載せていた版は、古い形式の URL と format=webp の URL で正しく動いていなかった。登録済みの人は入れ替えてほしい。
次のコードをURL欄にしたブックマークを作る:
javascript:(function(){var u=new URL(location.href);if(u.hostname!=='pbs.twimg.com'||u.pathname.indexOf('/media/')!==0){alert('X(Twitter)の画像を開いた状態で実行してください');return;}var m=u.pathname.match(/^(\/media\/[^.:]+)\.(\w+)/);if(m){u.pathname=m[1];u.searchParams.set('format',m[2]);}var f=u.searchParams.get('format');if(!f||f==='webp'){u.searchParams.set('format','jpg');}u.searchParams.set('name','orig');location.href=u.toString();})(); 使い方
- 保存したい画像を右クリック → 新しいタブで画像を開く
- ブックマークレットをクリック
- オリジナル画質の URL に切り替わる
- 右クリック → 名前を付けて画像を保存
スマホ(iPhone・Android)で保存する
スマホは X アプリから保存するのが早い。画像をタップして全画面で開き、長押しするとメニューが出る。iPhone のアプリなら「4Kを読み込む」を選び、高画質版に切り替わってから保存する。Android のアプリでは同じメニューに「4K画像を保存」がある。
4K の項目が出てこないときは、投稿された画像がもともと大きくないことが多い。自分の側でデータセーバーをオンにしていても出ないので、設定とプライバシー →「アクセシビリティ、表示、言語」→「データ利用の設定」を確認する。
ちゃんと保存できたかは、iPhone なら写真アプリで画像を開いて上にスワイプすると解像度が表示される。長辺が 2048px ちょうどなら、縮小版のまま保存されてる可能性が高い。
スマホのブラウザでも、画像の URL を開けるなら PC と同じく name=orig に書き換えて長押しで保存できる。
PNG や WebP にすれば劣化しない?
format=png にすれば劣化しないように思えるけど、元が JPEG なら意味はない。format=png&name=large は開けて 3.1MB の PNG が返ってくる。ただ中身は 2048px に縮小した画像を PNG にし直したもので、ファイルが JPEG 版(319KB)の 10 倍近くに膨らむだけだった。
しかも name=orig と組み合わせると、png でも webp でも 404 になる。形式を変えられるのは large などの縮小版だけで、orig は変えられない。同じ理屈で、PNG のまま投稿された画像は format=jpg&name=orig では開けないはず。orig で 404 になったら format=png を試してみるといい。
注意
- URL のサイズ指定は非公式の仕様で、X の仕様変更で使えなくなる可能性がある。この記事の内容は 2026 年 9 月に確認した。
origで取れるのは投稿された時点の画像なので、元より高画質になるわけではない。- X では GIF も動画(MP4)として扱われるので、この方法は使えない。
- 保存した画像を再投稿・加工するときは著作権に注意する。
まとめて保存したいとき
1 枚ずつではなく、あるアカウントの画像をまとめて保存したいならメディア欄から画像 URL を一括で取り出す方法がある。取り出した URL はそのまま name=orig になっている。タイムラインを見ながら条件に合う画像を元の画質で自動的に開く Chrome 拡張も作ってみた。
よくある質問
- Xの画像を保存する方法は?
- PC なら画像を右クリックして「名前を付けて画像を保存」で保存できる。ただしこの方法だと X が配信している縮小版が保存される。画質を落とさず保存したい場合は、画像を新しいタブで開き、URL の name= の部分を name=orig に書き換えてから保存する。スマホは X アプリで画像を長押しし、4K で読み込んでから保存する。
- Twitterの画像を高画質で保存するには?
- 画像 URL の name= を orig にする。例: https://pbs.twimg.com/media/xxx?format=jpg&name=small なら https://pbs.twimg.com/media/xxx?format=jpg&name=orig を開いて保存する。format=webp になっている場合は format=jpg にも書き換える。https://pbs.twimg.com/media/xxx.jpg のような古い形式の URL なら、末尾に :orig を付ける。
- スマホ(iPhone・Android)でXの画像を高画質で保存するには?
- X アプリで画像を全画面表示して長押しする。iPhone では「4Kを読み込む」を選んで高画質版に切り替えてから保存する。Android では「4K画像を保存」を選ぶ。項目が出ない場合は、投稿された画像がもともと大きくないか、データセーバーがオンになっている。
- なぜTwitterの画像は劣化するのか?
- X(Twitter) は 1 枚の画像を複数のサイズで配信していて、タイムラインや投稿ページでは画面に合わせた縮小版を読み込んでいる。右クリックで保存すると、この縮小版が保存される。name=large でも長辺は 2048px までに縮小される。
- :orig とは?
- X(Twitter) の古い形式の画像 URL に付けるサイズ指定で、投稿された元の画質の画像を取得できる。今の形式の URL では name=orig が同じ役割になる。