YouTubeの無料アカウントでは、UI上で選べる再生速度は2倍速まで。でもChromeの開発者コンソールを使えば、3倍速、4倍速、それ以上の速度で再生できます。

UI上の速度制限

2026年2月現在、YouTubeの再生速度設定は以下の通りです:

  • 無料ユーザー: 0.25倍速~2.00倍速まで
  • YouTube Premium: 0.25倍速~4.00倍速まで

Premium会員じゃないと2倍以上は選べませんが、コンソールから直接設定すれば回避できます。

やり方(1行のコマンドで完了)

Chrome(またはEdge、Brave等のChromiumブラウザ)でYouTube動画を開いている状態で:

1. 開発者ツールを開く

以下のいずれかの方法で開きます:

  • Macの場合: Command + Option + J
  • Windowsの場合: Ctrl + Shift + J
  • または右クリック → 検証Consoleタブ

2. コンソールにコマンドを入力

Console に以下を打って Enter:

document.querySelector("video").playbackRate = 3;

3 のところを変えれば好きな速度になる。

3. 即座に速度が変わる

Enter した瞬間から指定速度で再生される。UI の速度表示は変わらないけど、実際の速度は変わってる。

おすすめの速度設定

高速再生

  • 2.5: ちょっと早めに見たい時
  • 3: アーカイブ消化に便利な速度
  • 4: Premium会員の最大速度と同等
  • 8: 流し見するとき(音声はほぼ聞き取れない)

理論上は16倍速まで設定できるけど、実用的には4~8倍速くらいまで。

スロー再生

  • 0.1: ダンスや楽器演奏の動きを細かく確認したい時
  • 0.25: UI で選べる最低速度(語学学習向き)
  • 0.5: ゆっくり聞きたい時
  • 0.75: 少しだけスローにしたい時

0.1倍速くらいまで下げるとコマ送りに近い感覚で見られる。

現在の速度を確認する

今何倍速か確認したいときは、コンソールで:

document.querySelector("video").playbackRate;

現在の速度が数値で返ってくる(例: 3)。

ブックマークレットで1クリック化

毎回コンソール開くのが面倒なら、ブックマークレットにしておくといい。次のコードをURL欄にしたブックマークを作る:

javascript:(function(){var s=prompt("再生速度を入力(例: 3)","3");if(s){document.querySelector("video").playbackRate=parseFloat(s);}})();

クリックすると速度入力のダイアログが出て、数値を入れればその速度になる。

注意

  • 動画を切り替えたりリロードすると速度はリセットされる。毎回設定し直す。
  • YouTube の仕様変更で将来使えなくなる可能性がある。
  • 3倍速以上だと音声がほぼ聞き取れないので、字幕があると便利。

こんな時に便利

高速再生

  • VTuberの配信アーカイブを消化したい
  • 長い講義動画やチュートリアルを短時間で見たい
  • 既に内容を知っている動画を復習する
  • Premium課金せずに高速再生したい

スロー再生

  • ダンス・スポーツの動きをじっくり確認したい
  • 楽器演奏の指の動きを見たい
  • 語学学習で発音をゆっくり聞きたい
  • 複雑な操作手順を細かく追いたい